平成26年度 鉄道事業設備投資計画についてホームページから抜粋しました。議会でも「定住人口の確保」は鉄道が利用しやすいまちだと提案し、京成電鉄の職員を市長の諮問機関に登用すべきだと提案しました。JRや東急、東武鉄道は鉄道会社がまちをつくって来ています。今回、京成電鉄の事業計画をみて、社内のことが先行しまちづくりという観点から外れている計画になっている様に思えます。
京成電鉄は、平成26年度に鉄道事業で112億円(対前年比106%、+6億円)の設備投資を実施し、安全輸送の確保やお客様サービスの向上に努めてまいります。
・地震や風水害に備えるため、耐震補強工事や法面補強工事等、災害対策工事を推進します。
・ATS(自動列車停止装置)の機能向上工事を引き続き推進します。今年度は京成高砂駅~八千代台駅間で供用を開始します。
・運転保安度の向上を図るため、軌道変位が生じにくいマクラギへの交換やロングレール化等、鉄道施設の更新・改良工事を行います。
・省エネルギー車両の3000形(8両×2編成)を新造します。
・押上線押上駅~八広駅間の連続立体交差事業について、平成28年度の事業完了に向けて、下り線の高架橋築造工事を行います。
・京成津田沼駅の駅舎改良工事に着手するほか、お客様トイレのリニューアルを行います。
・運行情報ディスプレイの設置を進めます
平成26年度 鉄道事業設備投資計画について
1.投 資 額 112億円(対前年比106%)
2.概 要
(1)安全対策の強化
① 災害対策の推進
<地震対策>耐震補強工事
今年度は、京成津田沼駅と京成成田駅の駅舎、京成本線の京成上野~国府台間の一部高架橋柱、並びに京成本線の京成上野~日暮里間、押上線の押上~京成曳舟間のトンネル中柱の耐震補強工事を実施します。
<大雨対策>法面補強工事
集中豪雨などの際に法面(線路脇斜面)の土砂が流出することを防ぐため、検見川~京成稲毛間をはじめとした5箇所で、法面の補強工事を実施します。
② ATS(自動列車停止装置)の機能向上
平成20年度から、デジタルATS(C-ATS)の導入を進めております。
今年度は、京成高砂駅~八千代台駅間で供用を開始します。
③ 鉄道施設の更新・改良
線路の下に撒く砕石の厚みを増す工事や、軌道変位が生じにくいマクラギ(ラダーマクラギ)への交換、ロングレール化等を行い、運転保安度の向上ならびに乗り心地の改善を図ります。
④ 車両新造
電力回生システムを備えた省エネルギー車両の3000形(8両×2編成)を導入します。なお、今年度の新造車より、快適な車内環境を提供するため、紫外線を遮るUVカットガラスを新たに採用します。
⑤ 駅ホームの安全対策の強化
視覚に障害をお持ちのお客様が駅ホームから転落する事を防止するため、ホーム内側部分に線状の突起を付け、ホームの内外を知らせる内方線付点状ブロックを京成小岩駅等6駅に設置します。
⑥ 押上線連続立体交差事業の推進
<墨田区内連続立体交差化工事(押上~八広間1.5km)>
今年度は平成28年度の事業完了に向けて、下り線の高架橋築造工事を行います。
<葛飾区内連続立体交差化工事(四ツ木~青砥間2.2km)>
引き続き用地買収等を実施し、事業の推進を図ります。
(2)サービスの向上
① 駅施設のリニューアル
<京成津田沼駅の駅舎改良工事に着手します>
エスカレーターを追加設置するほか、乗換え通路を拡幅することで、新京成線とのお乗換えがスムーズになります。なお、工事の完成は平成27年度を予定しております。
<お客様トイレのリニューアル等を行います>
今年度は、京成関屋駅、京成高砂駅のお客様トイレをリニューアルします。また、老朽化した新千葉駅のお客様トイレの改修を行います。
<待合室のリニューアルを行います>
電車を快適にお待ちいただくため、町屋駅、青砥駅の待合室をリニューアルします。
② 運行情報ディスプレイの設置
今年度は押上駅、青砥駅、京成成田駅、京成千葉駅等13駅に設置します。
③ 駅売店のコンビニ化
昨年度より開始した駅構内売店のファミリーマートへの転換を、今年度も継続して実施します。
(3)環境対策
① 駅・車内照明のLED化
青砥駅、京成千葉駅等の外灯照明と、京成関屋駅、京成高砂駅のお客様トイレの照明をLED化します。また、本年度新造する3000形車両(8両×2編成)の客室内照明を全てLED照明とするほか、既存の3700形車両(8両×3編成)の客室内照明をLED照明に変更します。
② 環境にやさしいクーラーへの交換推進
車両のクーラー更新に伴い、冷媒をオゾン層への影響が少ない種類のフロンに交換します。
以上
佐倉のまちづくりは京成電鉄と連携強化すべきだと考える、高木だいすけの考えでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿