佐倉市が取り組むべき課題について質問させていただきます。1つ目は、高齢者や障害のある方への福祉についてでございます。
佐倉市では様々な福祉施策が実施されておりますが、中でも高齢者や障害者虐待への対応は重要な施策であると思われます。
国は虐待が増加し、社会的な問題となったことを受けて、虐待防止を目的とした法律の制定を進めました。平成18年には「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」が、平成24年には「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」がそれぞれ施行されたところでございます。
先月、厚生労働省が平成25年度の高齢者虐待への対応状況を発表しましたが、それによると、特別養護老人ホームなど介護施設の職員による虐待は221件、家族や親族などの養護者によるものは15,731件あったということでございます。
国と同様に、千葉県もその対応状況を発表しておりますが、県内では介護施設の職員による虐待は6件、養護者によるものは689件あったということで、大変多くの高齢者が虐待の被害にあっており、件数も年々増加しているとのことでした。
一方、障害者虐待については、厚生労働省が昨年発表した平成25年度の状況によると、施設の従事者による虐待が263件、養護者による虐待が1,764件であり、県内では施設の従事者による虐待が19件、養護者による虐待が82件あったということで、高齢者虐待と同様に年々増加の傾向にあるということでした。
高齢者虐待や障害者虐待には、それぞれの虐待防止法に基づき対応しているところですが、その平成25年度と26年度の状況について質問しました。
以上 高木だいすけの取組みでした。
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