一般的に色の見え方と異なる色の見え方をしている人を「色弱者」と呼びます。例えば、議場配布資料で、見えにくい色の例としてお示ししましたが、白と黄色、赤と緑、赤と黒が同じに見える色弱者は日本では男性が20人に一人、女性の500人に1一人、40人学級には必ず一人はいるといわれています。そのほか、老化による白内障や緑内障の方を含め色の感じ方が一般の方と異なる方は、国内全体で約500万人以上いると言われています。
このことから、多くの方が色の見え方とは違った見え方があるという認識を持たなくてはいけません。印刷などの技術が進み、様々な色でデザインをされているこの世の中ですが、色弱者の方にとっては、情報が的確に得られない社会になっています。今まで、多数派の色合いに調整されていた世の中を、少数派の見え方の方々にもきちんと情報が読み取れる色合い、配慮を行う必要性があります。
現在、ユニバーサルデザインのガイドラインの中で、色弱者の方に配慮する色のガイドラインなどを策定している自治体はいくつかありますが、実際にガイドラインに沿って、機能的に運用されているかというと、疑問符がつく自治体が多いように思われます。
果たして、佐倉市は色について、どのような観点で取組んでいるのか?質問します。
社会問題となっております、「ヤード」いわゆるエンジンやシャーシなどの自動車部品の保管や分離作業が行われている施設の現状と対策について、お伺いします。
問題となっております「ヤード」は、外周を鋼板(こうばん)など高い塀で囲み、中で何が行われているか見えなくした施設で、近年、ヤードに起因した犯罪記事が多く取り上げられております。
内容といたしましては、盗難車が持ち込まれ、解体後、不法に輸出したり、不法滞在の外国人の就労などで、このような違法行為が市民生活に不安を与える不法行為の温床になっています。本年3月19日の報道で、上志津原の不法ヤードに盗難車を保管した容疑で逮捕者が出るなど、身近なところでも事件が発生しています。
また、設備の整っていない施設では、解体作業などに伴う油の流出など、環境への影響も危惧されます。配布資料を見て頂くと、千葉県内のヤード数は、全国1位で、510か所、印旛管内には、その約7割、354か所が集中しています。
佐倉市内の、下志津や上志津原、畔田方面に高い塀で囲まれたヤードを多く見かけ、特に高速道路のインターチェンジ周辺にかなり集中していることが確認できます。
この様なことから、千葉県では不法ヤード対策として、立ち入り検査や罰則を盛り込んだ全国初となる「千葉県特定自動車部品のヤード内保管等の適正化に関する条例(ヤード適正化条例案)」を平成26年12月25日に公布いたしました。
既に、平成27年4月から条例が施行されておりますが、立入り検査などの取組が進められれば、ヤードに関する市民の不安は、解消されるものと、大いに期待するところでございます。
1点目は、ヤード適正化条例は、すでに施行されておりますが、現在どのような取組が進められているか伺います。
2点目は、ヤードに起因した相談などすでに市に寄せられていたと思いますが、佐倉市内のヤードの状況と、現在までの対応について伺います!!
以上
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