8月議会に一般質問した「学校施設の老朽化」給食室、プール、空調について質問しました。
学校の耐震工事もめどがつき、老朽化している学校施設の問題に取組む中で、今回、私が立ちどまって考えなければならないと考えたのが、市内小中学校34校で行われている自校式給食による給食室の整備と夏場に利用するプールについて質問市ました。
また、学校給食に関しては下記の内容で質問しました。
<質問①>
市内34校の給食室の実態について、どのように把握していますか。
⇒学校の栄養士からの報告等により不具合箇所を把握している等、実態把握の手段について答弁します。
<質問②>
34校の年間の維持費はどれほどですか。また、今後10年間の改修費用の推計は
行っていますか。
⇒昨年度の決算に基づく年間の維持費と、資産管理経営室の試算にもとづく10年間の学校の改修費用を答弁します。
1)給食室の現状と計画について
②34校の給食室の年間維持費 : 約1億2,900万円(平成26年度分・燃料費、光熱水費、修繕費等) 改修費の推計(今後10年間) : 約19億円
<質問③>
現在行われている。佐倉小学校の改修の費用はどれほどですか。
⇒工事等、契約額に基づく支出予定額について答弁します。
③佐倉小給食室の改修費 : 工事費 約1億3,000万円、備品費 約2,100万円、合計 約1億5,100万円
<質問④>
現在は、佐倉市の特色と言われています。自校式給食ですが、中学校11校では約20年前に一斉に弁当から自校式給食になったこともあり、改修工事が必要になって来ます。
佐倉小学校の改修費を見ても多額な予算が必要となって来ます。
学校の給食室ですが、施設面や設備の維持が十分にできれば今後も維持できれば自校式がいいと思いますが、今後の少子化や保温の技術革新などを考慮して親子方式やセンター方式について、調査・研究する必要があると考えるが、お考えをお聞かせください。
⇒今後の状況の変化も踏まえ、研究していく旨、答弁する予定です。
自校式はメリットが多いのは十分承知していますが、施設の衛生管理と予算を考慮すると、自校式の給食についても、検証する時期だと思います。
また、今年の4月から鎌ヶ谷市の給食センターが「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(「PFI法」)に基づく方式を導入いたし稼動しました。このPFI方式の導入により、「最新の衛生管理基準」に適合する施設設備や「高度な衛生管理」を実践できる給食調理の運営・管理体制の構築が子どもたちのために、確実・効率的に実現できるものとなっています。
その辺りの研究もお願いしたいと思います。
また、佐倉市食育推進計画においても、食育の中心は家庭であり地域なので、そのあたりも再認識する必要があると考えます。 以上
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