私の政策は、佐倉市の定住人口の確保であり、そのための具体的な政策について、子育てや住宅補助制度、産業振興など仕事を市内でつくることにあると考え、様々な角度から問題意識をもって取組んでいます。
今回は、興味深い記事がありましたので、紹介したいと思います。
住みたい街No.1・吉祥寺に住むデメリット 家賃の高さ、混雑等とは??
街を行く人に尋ねてみれば、きっと誰しも住んでみたい街があるはず。けれども理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか? まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は? 今回は、「住みたい街ランキング」で常に上位にランクインする「吉祥寺」(東京・武蔵野市)について、ライターの金子則男氏が解説する。
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不動産情報サイト「SUUMO」が今年3月に発表した「関東 住みたい街ランキング2017」で、みごと1位に返り咲いた吉祥寺。昨年は恵比寿に1位の座を奪われましたが、たった1年でトップの座を奪い返しました。
実際、吉祥寺は「住みたい」と言わせるだけの魅力にあふれています。駅ビルにはアトレがあり、周辺には東急百貨店、PARCO、丸井など買い物スポットも豊富。アーケード商店街や大型家電量販店、スーパーマーケットなども揃っています。
南口には東京随一のデートスポット・井の頭公園があれば、北口には戦後の闇市の面影を残す「ハーモニカ横丁」もあり、飲食店、雑貨屋、洋服屋、ライブハウスなど、遊びのラインナップも充実。若者を惹き付けるすべてが揃っている街といっても過言ではありません。さらに、渋谷へも新宿へも電車で15分程度。この街に憧れるのもうなずけます。
実際住んだ人は意外と不満?
そんな吉祥寺ですが、住む際の最大のネックは何と言っても「家賃の高さ」です。吉祥寺のワンルーム・1K・1DKの家賃相場は7.66万円(不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」調べ)で、この額は、新宿により近い高円寺や阿佐ヶ谷よりも上。築年数や駅からの距離を気にしない場合を除き、家賃だけでかなりの出費を強いられます。
交通事情に関しては、JRの「中央特快」が止まらないのが痛手です。「住みたい街ランキング」で1位に輝く吉祥寺ですが、中央特快は何と吉祥寺を通過。「なぜ吉祥寺でなく、三鷹に止まる?」と、最速列車を見送る屈辱を味わうことになります。
道路事情の悪さも大きなデメリットです。駅周辺の道路は基本的に片道一車線で、とりわけ週末は慢性的に渋滞。吉祥寺というブランドに惹かれて、駅からバスを利用するような場所に住んだ場合、かなり時間に余裕を持って家を出ることを強いられます。そんな道路事情の悪さを象徴するのが南口のパークロード商店街。多数の歩行者が歩き、ガードレールもない道路に、路線バスが突っ込んでくる様子はまさにカオスです(開発計画は進行中)。
そして、実際にこの街に住んだ人が指摘するのが、街の混雑度です。三重県から上京し、この街で2年間一人暮らしをした30代の男性・Aさんはこう言います。
「吉祥寺はとにかく人が多すぎます。平日でも駅の周りは混雑していますし、週末はどこへ行っても人、人、人。雑誌で紹介されるような店は大行列で、大げさではなく歩くのにも苦労するレベルです。憧れて住んだ吉祥寺でしたが、アパートを更新する時、『吉祥寺はもうイイや』と、あっさり引っ越してしまいました」
混雑は人気のバロメーターとも言えますが、それによって消耗することは避けられなさそうです。そうした点をわかったうえで、吉祥寺に住むならそれでもよいですし、遊ぶ街と割り切り、少し離れた街に住むのもひとつの選択肢かもしれません。
以上 住み続けたいまちにも問題はありますが、選ばれる理由についても、民間企業と連携して取組んでいく必要があると考えます。
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