オストメイトトイレの推進に取組んでいる松戸市議会議員 関根ジロー議員の取組みがNHKで放映されました。議会での取組みなど紹介します。
【NHK】日本初!松戸市が福祉便座を導入
松戸市議会議員 関根ジローの議会での提案をきっかけに、松戸市が公共施設トイレに福祉便座を導入しました。
このことが、9月2日のNHKに報道されましたのでその映像をアップロードします。
松戸市が福祉便座を導入することのきっかけとなった関根ジローの議会質問を転載します。
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2016年3月議会
■質問者:関根ジロー
公園トイレにおけるオストメイトへの配慮についてお伺いします。
端的に伺います。公園トイレにおけるオストメイトトイレの整備状況はどうなっているか、お答えください。また、公園トイレのスペースや構造面での課題によりオストメイトトイレが導入できない場合、福祉便座の整備を求める要望が日本オストミー協会から松戸市長に提出されております。福祉便座とは、広く開いた前部と幅広・奥行きのある座面が特徴で、座った状態でパウチ処理しやすい仕様となっており、オストメイトの方々に便利な設計となっている便座です。この福祉便座の導入について、お考えをお答えください。
■答弁者:街づくり部長
松戸市の公園におけるオストメイト対応のトイレは、現在21世紀の森と広場のパークセンターと東松戸中央公園に設置されておりますが、それ以外の公園につきましては設置するスペースや費用等の問題から普及が進んでいない状況でございました。
ただし、昨年10月に公益社団法人日本オストミー協会からいただいた要望の中で、洋式便器の便座を交換する方法で、費用がそれほどかからず、オストメイトの方が利用しやすくなる製品があるという情報をいただきましたので、その製品の調査を行ってまいりました。この製品は便座の手前側が広く開いており、一見すると通常の利用では多少使いにくくなるのではないかと思われました。しかし、市職員が実際にその便座に座って試してみた感覚としては、特段違和感はございませんでした。
そこで、来年度試行的に東松戸ゆいの花公園に設置いたします。設置後はお子様から高齢者まであらゆる方に御利用いただき、利用上の御意見を踏まえ、他の公園への導入を検討していきたいと考えております。
以上、御答弁とさせていただきます。
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