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2016年2月29日月曜日

中学校通学ヘルメットについて ~ハードタイプとソフトタイプ??~



 

通学ヘルメットについて、ハードタイプとソフトタイプがありますが、佐倉市内に関わらず、ヘルメットに関しては、各学校に任せていることがわかりました。
 そこで、ハードタイプとソフトタイプの違いについて調査しました。
 
 自転車ヘルメットの必要条件と危険性
子どものヘルメット着用による頭部損傷保護に対する必要条件
1 保護機能としてのSGマーク基準(自転車用としての耐衝撃性性能)
2 頭部へのフィット(サイズが不適切なヘルメットによる危険性の増加に対する危惧)
①不適切なサイズでの事故時の頭部損傷危険性は1.96倍という論文存在
②頭上での揺れによる視界狭窄の危険防止
③事故時の脱落による保護機能の無効化防止
3 重量負担の軽減
①子どもの頸部筋力と頭部重量比率による頸部損傷の防止
②ヘルメットそのものの重量によるバランス崩壊に起因する落車(転倒)防止
4 エアインテーク(空気孔)による熱中症の防止
5 ヘルメットそのものの形状による抵抗感の防止

 上記の要件から勘案し、学童及び中学生に対するハードシェルタイプの(所謂ドカヘル型)ヘルメットの学校推奨に関しては不適切と思われます。


 

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