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2016年9月30日金曜日

御宿とメキシコの関係 1609年9月30日 サン・フランシスコ号漂着事故

佐倉市は幕末に蘭学を通じてオランダと交流していますが、御宿はメキシコを通じて、まちづくりとしても友好なPRをしているものと考えます。




御宿とメキシコの関係について

サン・フランシスコ号漂着事故

 1609年9月30日、メキシコへ航海中のスペインのガレオン船サン・フランシスコ号(乗組員373名)が暴風雨によって御宿沖(北緯35.5度[4])で座礁し、岩和田に漂着した(なお、漂着現場は御宿町内だが、太平洋に面する田尻海岸であり、本項でいう御宿海岸ではない[5])。そこで地元の岩和田村(当時の人口約300人)の村民が総出でドン・ロドリゴ総督を含めた乗組員317名を救出し、着物や食料を提供した。このことは大多喜城主の本多忠朝にも伝えられ、事故後37日間にわたり岩和田村民が援助をした。
それから、ドン・ロドリゴ一行は大多喜城を訪れ、江戸幕府2代将軍の徳川秀忠や、駿河にいた徳川家康と謁見し、翌1610年、家康が新たに建造させた船で無事メキシコのアカプルコへ帰航した。日本人が太平洋を航海して他国へ行くのはこれが初めてであった。
 1873年には岩倉使節団がこの話を聞かされた。  
 1928年、漂着現場から1kmほど離れた岩和田の高台に、日本、スペイン、メキシコの交通の発祥地の地として、「日西墨三国交通発祥記念之碑」(通称「メキシコ記念塔」)が建立された。なお、1978年にはアカプルコ市と姉妹都市協定を締結しており、現在もなおメキシコとの交流が続いている。
メキシコ記念塔を含めた「メキシコ記念公園」は「ちば眺望100景」にも認定されており、眼下に御宿市街地と御宿海岸を一望できる。入場料は無料で、開園時間は8時 - 17時(冬季は16時半)。

以上 佐倉とオランダの関係をもっと、具現化していなかいといけないと考え、御宿について調査します。


2016年9月29日木曜日

1年間の議会で取組んだ「シティプロモーションの取組み・考え方」




タイトル:定住人口・交流人口の確保に向けたシティプロモーションの考え方



マーケティング手法を用いたシティプロモーション

2011年4月、約3年間の地域活動を通して佐倉市17万6千人の抱える様々な問題を発見し政治の世界で、「民間企業・流通の経験を活かし、地域資源を活性化することに取組みたい」と強く思い、19年間勤務した流通業界から政治の世界に飛び込みました。
2015年4月に2期目を迎え、地方創生が叫ばれる中、佐倉市でも定住人口・交流人口の確保を目的としてシティプロモーションの取組みが重点課題に掲げられ、担当班が組織されました。
シティプロモーションは、少子高齢化時代、地域間競争の中で自治体の政策として、「いかに差別化し、定住・交流人口の確保し、市民が地元愛を育む取組みとして地域のイメージを高めることで、ブランド化し、知名度を向上させる活動」だと私は、定義付けサラリーマン時代に培ったマーケティングの考え方を応用できると考えるようになりました。
それから、2015年8月から2016年8月議会では、「佐倉市のシティプロモーション」について5回連続で議会質問し続け、各質問の過程で私のシティプロモーションの考え方が変化してきました。その期間、先進市で取組む担当者と出会いなどを通じ、気付いたことを今回、報告させていただきます。

①平成27年8月議会 現状分析~SWOT分析・AIDMA~ 

 最初の議会での取組みは、佐倉市の現状分析を行い、佐倉市の課題を探るために、「強み・弱み・機会・脅威」を内部・外部環境で分析するSWOT分析でした。国勢調査や市民アンケートなどで分析する材料は行政として把握していますが、上手く活用ができていない点を指摘し、SWOT分析をはじめとした、マーケティングの考え方を取り入れるべきだと提案しました。議会質問を深める中で、執行部から出た回答は、佐倉市の目的は「定住人口・交流の確保」であり、定住までのステップにおいて、マーケティング手法であるAIDMA(認知・関心・欲求・記憶・行動)の考え方を取り入れていきたいなど、今議会からマーケティング用語が議場で発言されるようになりました。ここからシティプロモーションの取組みがスタートしたと考えます。

②平成27年11月議会 ~情報発信と民間出身者の採用について~

2回目の議会では、それぞれの専門分野でシティプロモーションの取組みを推進されてきた、公募採用の民間出身の千葉市、船橋市、横須賀市、宇都宮市など自治体の規模には違いますが成果を出されている担当者にお会いし意見交換させて頂きました。
意見交換していくと情報発信についての取組みが佐倉市として課題だと考え、議会では、「シティプロモーションの目的・課題に沿った専門性のある民間出身者の採用」と「市内外に情報発信する際の情報収集や、各メディアに発信する、プレスリリ-スの仕組みについて」議会で取組みました。
 議会質問の結果、民間出身者の採用は調査・研究することになり、プレスリリ-スについては、船橋市では庁内で記事の書き方やタイトルなど情報の伝え方を学ぶなど意識を高めフォーマットの統一した事で、メディアからの注目を集めている成果事例とし、佐倉市役所庁内でのプレスリリ-スのフォーマットが統一されることになりました。

③平成28年2月議会 ~アイデンティティ・シビックプライド・ブランド化の構築~

 3回目の議会質問では、今、振返ると、最初にシティプロモーションとして取組まなければなかった、「佐倉のアイデンティティ」に関する質問を行いました。
佐倉市アイデンティティとは、地域として積み重ねて来た歴史・文化のストーリーを市民が理解し、佐倉市民であることに誇りをもつと同時に、個々で発信する情報にも付加価値が構築されて行く仕組みをつくることを考えました。
取組みの事例として議会で取り上げたのは、千葉市が取組んでいる「千葉氏開府890年」の取組み、千葉市固有の都市イメージを確立し、市民の皆さんがまちに誇りをもち市内外に発信していくための客観的な『千葉市らしさ』の取組み」を参考に議会で提案させて頂き、執行部にシビックプライド醸造、ブランド化についてのイメージ戦略の研究について要望した議会となりました。

④平成28年6月議会  ~日本遺産認定と地の利を活かした観光の推進と予算確保~

 佐倉市の交流人口を増やす取組みとしては、江戸時代には千葉県下最大11万石の佐倉城があり城下町として栄えた事、佐倉城跡には現在、国立歴史民俗博物館、武家屋敷や旧堀田邸等の観光スポットもあります。観光面においては、電車で都心まで60分、千葉市や成田空港まで約20分の地の利の良さがあります。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたシティプロモーションの観点も含め行っています。今年4月25日には、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語る「ストーリー」を文化庁が認定する日本遺産に、佐倉は「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み~佐倉・成田・佐原・銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的な町並み群」として認定されました。
一方で課題は、観光面では国に地方創生関連の予算を申請していますが、自己財源は、投資する時期にも関わらず前年並みの予算となっており、担当職員も現状維持の状況です。予算化と民間からの人材確保など市の管理職である執行部との交渉などに関して、議会質問をしましたが、前向きな答弁は引き出せませんでした。交流人口の確保という視点では、佐倉の地域資源を活用し、強みを活かすタイミングだと判断し、少しでも早く取組める様に継続しています。

⑤平成28年8月議会 ~更なる、地域資源の発掘 PDCAサイクルを何度もまわす~

 約1年間・5回連続でシティプロモーションを議会質問として取組んで来ました。各自治体によって目的に違いがあり、佐倉市は定住人口・交流人口の確保ですが、千葉市や船橋市などは知名度のアップやイメージ向上、シビックプライドの醸成などが目的になっています。どの自治体にも言えることですが、シティプロモーションの視点はあいまいで場当たり的なものになりがちです。シティプロモーションの出発点は「シティアイデンティティ」歴史・文化等の地域資源を掘り下げることで基軸を創ることだと、議会での取組みを通じ実感しました。
佐倉市は優位性のある歴史・文化について再度検討し、ブランドの軸を考えながら、ターゲットを絞り込んでマーケティングの視点で進め、徹底的にPDCAサイクルを回し掘り下げ、そこに軸をおいた定住促進のためのプロモーションや施策について、一貫性を持って取り組むことが最も有効だと考えます。
今後は、市民・職員、議会など佐倉市に愛着をもってもらう仕組みを考えながら「オール佐倉」で地域資源を掘り下げていき、全国の事例などを参考にしながら、「住民福祉の向上、安心・安全のまちづくりを掲げ、選ばれるまち佐倉」となる様、定住人口・交流人口の確保に向けたシティプロモーションの取組みに磨きを掛けてまいります。

以上

サラリーマンから議員になって考えること!! 

サラリーマンから議員になって考えることについて、質問されたので考えてみました。



企業は利益の追求、政治は利益の分配。」
共通しているのは、事業の透明性と過去の成功体験にとらわれない、新しいことに挑戦する姿勢だと考えます。

 また、最近、気になるワードについて

 リーダー像についてはファーストペンギン

 ファーストペンギンの意味とは、群れで行動するペンギンの中で、魚を獲るために一番に海に飛び込める勇気あるペンギンのことを指します。
 海にはペンギンの敵とも言えるシャチやトド、オットセイなどの肉食獣が、今か今かとペンギンが海に飛び込んでくるのを待っているかもしれません。しかしペンギンも魚を食べなければ、生きていけないというジレンマがあります。
 そうしたペンギンの恐怖や迷いの中で、勇気を持って一番に海という危険地帯に飛び込んでいけるペンギンを「ファーストペンギン」と呼びます。

事業の取組みについての戦略は、ブルーオーシャン戦略

 競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。
 そのためには、自分の業界における一般的な機能のうち、何かを「減らす」「取り除く」、その上で特定の機能を「増やす」、あるいは新たに「付け加える」ことにより、それまでなかった企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。

以上 

オストメイトナビの神戸さんが佐倉を視察!!

 佐倉市の福祉トイレ・オストメイトトイレの取組みについて、オストメイトナビを運営している神戸さんと松戸市議会議員の関根ジローさんが見学に来ました。
佐倉市には市内に約270人オストメイトに登録されており、公共施設整備の際に多目的トイレ施設の充実に取組んでいます。
 今回は、佐倉市のオストメイトトイレはオストメイト佐倉の会の方と、オストメイトトイレの基準を設けて、基準をクリアーしたトイレについて、オストメイトナビに掲載する打合せを行いました。
 
オストメイトの佐倉基準
グレードの設定
オストミー対応表示のある多目的トイレを、現地確認のうえ次の3グレードに区分する。
A:どのオストメイトでも良好に使用できるもの。
B:多少不便はあるが、ほとんどのオストメイトが何とか使用できるもの。
C:ほとんどのオストメイトの使用に耐えないもの。
グレードの区分は次の確認項目の合計点により区分する。
A;5点以上、 
B:3点または4点、 
C:2点以下

以上





「内なる国際化」とメガホン自動翻訳機の活用に向けて

8月議会の取組みで質問した内なる国際化についての内容です。



「内なる国際化」について

問 市内の外国人登録人口が平成28年3月末では2477人(前年比8.5%)と毎年増加しており、国別の登録者数では、、中国、フィリピン、アフガニスタン、韓国などの国が上位となっている。市民の国際交流を政策として推進させるためにも、外国人の受入れや、滞在・居住人口を増やす取組み及び外国人の交流に関する考えを問う。

答 交流人口の確保としては、日本遺産認定を契機に、2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指し、受入体制の整備拡充に努め、維持・増加につなげていく。交流事業については、国際交流基金と協働で、日本語講座などを実施している。

答 観光面の取り組みだけでなく、佐倉に住んでいる外国人の取り組みを充実させ、定住人口の増加に努めていただきたい。

問 外国人の災害時・イベント等の対応として多言語に対応したメガホン型翻訳機を平時から本庁に準備することを提案するが考えを問う。

答 成田交際空港(株)が試験てきに配備しており、今後、研究、検討していく。

以上 の質問を議会で取組みました。

ふさの国商い未来塾

ふさの国商い未来塾 に今年度、参加しています。

未来塾とは、「地域住民の快適な生活を支え、楽しみや触れ合いに満ちた暮らしの広場を提供している商店会の活動を支援するために」、ふさの国商い未来塾は、そんな活力ある地域づくりを担うリーダーを養成する講座です。
 商店会の抱える問題、地元、志津の商店会の活性化を想定しながら取組んで参ります。


毎年恒例の鴨川稲刈り

鴨川自然王国での稲刈り作業。
11年ぶりに鴨川に上陸した台風10号の影響もあり、稲が倒れており苦戦しました。
毎年、田植え、稲刈りと鴨川に行き、食の源である土にふれる事で、自給自足の生活に
ついて考えるいい機会となります。






佐倉ゆかりのにんにくを地域資源に!!


地域産業資源指定の考え方
・全国生産量の大きい割合を占め、品質的にも高い評価を得て、ブランド的価値を有する農林水産物。
・本県の風土に育まれ、先人達の創意工夫の長い歴史に磨き上げられた独自希少生産技術。
・人々が癒され、感動する美しい自然環境や本県ならではの食材、また歴史に記されるなど文化的に価値の高い観光資源。
が基準となっています。

 佐倉の地域資源を考えた時、佐倉藩のにんにくが佐倉わさびと言われていたこと、また、味噌が佐倉の地域資源になっていないことに対して何とか、佐倉の産業にしていきたいと考え、事業者の目線として現在、取組んでいます。





子どもたちと考える商店会!!




 9月1日から志津駅周辺を盛りあげるイベントを地元の子どもたちにアイディアを募集を開始しました。
 昨年は、将来の夢などを短冊に飾り付けしましたが、今年はどのようなアイディアが志津駅で実現できるのか??今から楽しみにしています。

アメリカで軽トラブーム???


アメリカで軽トラがブームになっています。
私も軽トラを愛車にしていますが、アメリカでは軽トラはスーパーカー以上の人気をはくしています。
 アメリカで軽トラがブームですが、日本独自の文化がアメリカでは尊重されていることは、2020年東京・オリンピックパラリンピックに向けても取組みを検討してもいいと思います。



日本初!松戸市が福祉便座を導入!!

 オストメイトトイレの推進に取組んでいる松戸市議会議員 関根ジロー議員の取組みがNHKで放映されました。議会での取組みなど紹介します。


【NHK】日本初!松戸市が福祉便座を導入

松戸市議会議員 関根ジローの議会での提案をきっかけに、松戸市が公共施設トイレに福祉便座を導入しました。

このことが、9月2日のNHKに報道されましたのでその映像をアップロードします。

松戸市が福祉便座を導入することのきっかけとなった関根ジローの議会質問を転載します。



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2016年3月議会

■質問者:関根ジロー

公園トイレにおけるオストメイトへの配慮についてお伺いします。
端的に伺います。公園トイレにおけるオストメイトトイレの整備状況はどうなっているか、お答えください。また、公園トイレのスペースや構造面での課題によりオストメイトトイレが導入できない場合、福祉便座の整備を求める要望が日本オストミー協会から松戸市長に提出されております。福祉便座とは、広く開いた前部と幅広・奥行きのある座面が特徴で、座った状態でパウチ処理しやすい仕様となっており、オストメイトの方々に便利な設計となっている便座です。この福祉便座の導入について、お考えをお答えください。

■答弁者:街づくり部長

松戸市の公園におけるオストメイト対応のトイレは、現在21世紀の森と広場のパークセンターと東松戸中央公園に設置されておりますが、それ以外の公園につきましては設置するスペースや費用等の問題から普及が進んでいない状況でございました。
ただし、昨年10月に公益社団法人日本オストミー協会からいただいた要望の中で、洋式便器の便座を交換する方法で、費用がそれほどかからず、オストメイトの方が利用しやすくなる製品があるという情報をいただきましたので、その製品の調査を行ってまいりました。この製品は便座の手前側が広く開いており、一見すると通常の利用では多少使いにくくなるのではないかと思われました。しかし、市職員が実際にその便座に座って試してみた感覚としては、特段違和感はございませんでした。
そこで、来年度試行的に東松戸ゆいの花公園に設置いたします。設置後はお子様から高齢者まであらゆる方に御利用いただき、利用上の御意見を踏まえ、他の公園への導入を検討していきたいと考えております。
以上、御答弁とさせていただきます。