以前は、メーカーブランドが店頭化されており、同じ商品がコンビニで買うよりも
ディスカウントショップで購入した方が安いものがほとんどでしたが、現在は、
PBブランドにする事で、セブンアイ商品やトップバリュー商品が菓子・食品・日配
・冷食など店頭化されグループ小売店に行けば、業態が変わってもEDLP価格、
同じ値段で購入できます。
私が流通業界のセールスの時は、メーカー商品をいかに市場で育てていくか
シェアを取っていくか?ヒット商品をつくっていくか?に取組んでいましたが、
これだけ、メーカーブランド商品から中身はあまり変わらず、パッケージをPB
にしただけで、製造メーカーと小売店が直接取引をするため、問屋が不要になる
流通チャネル(経路)になってきています。
問屋( 現)三井食品 )出身の佐倉市議会議員 高木大輔 としては、問屋を不要
にしてメーカー、小売店主導の流通体系を構築し、問屋を利用して商品を運び、集金
をさせ、出荷では小分けにさせ、納品は24時間と負担を問屋に押しつけている事を強く
感じる流通事情だと、私は感じています。
量の商売になり、流通業界も再編をしていかないと経営が成りたたない状況になって
います。
PBブランドが売り場に多くなる事は、売り場の個性が無くなり、問屋のセールスも
私が営業していた頃とは異なり、遊び心や売り場の創造ができなくなり、御用聞きに
徹する業務になって来ています。
これでいいのか?流通業界!!!
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お菓子売り場 |
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カレー売り場 |
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日配売り場 |
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冷凍食品売り場 |
また、本日、三井食品時代に担当していた、
千葉市中央区の菓子問屋の
共立商事(株)さんにお邪魔して、菓子業界におけるPB事情、千葉県の市場
動向、佐倉市の物産を流通にのせられないか等、意見交換してきました。
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お世話になっていた共立商事 (千葉市中央区) |
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問屋の倉庫 |
以上 流通ジャーナリスト 及び 佐倉市議会議員 高木大輔 の報告でした。