千葉県若葉区由来のソバ在来品種「野呂在来」のそばについて、佐倉市内のそばの研究者の方にヒャリングに来ました!「千葉(野呂)在来」は千葉市若葉区野呂町の土屋徳多郎氏の御祖父が埼玉県越谷から明治年間に野呂町に持ち込んだそばで、以来三代百数十年に亘って同地で栽培が続けられた在来品種です。
特性は、生態型は、長日日長下で生育遅延する秋型に属し、8月上旬播きでは茎葉が繁茂し、倒伏し易い。北関東の主力品種「常陸秋そば」に比較して、開花期成熟期は、8月中旬播種では3~4日程度遅く、9月上旬播種では1日遅い。
主茎長は、「常陸秋そば」より10cm程度長い。
子実重は、「常陸秋そば」より約30%多収である。
千粒重は、「常陸秋そば」に比較すると小さい。
容積重は高いが、子実品質は“中”であり、「常陸秋そば」に比較すると子実の揃いが劣る。
実需者による食味評価は良く、特に“香り”、“こし”、“甘み”に優れる。食味については、実需者評価を継続して実施しています。詳しくは、千葉県在来普及協会ホームページ←クリック
以上 高木だいすけの食の関する調査報告でした。
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