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2013年1月26日土曜日

第85回選抜高校野球大会 高木大輔が注目するは、55年ぶり出場4回目出場の熊本県立済々黌高等学校

昨年の夏の大会に引続き、甲子園に熊本県立済々黌高等学校が戻ってきました。
夏の大会では、優勝した大阪桐蔭高校に敗北しましたが、文武両道の熊本屈指の
進学校であり、歴史のある高校でもあり、野球も高校生らしくエンジョイベースボール
さわやかな印象を私はもっています。また、濟々黌と佐倉高校と歴史的にも似ている
イメージもあります。
 「佐倉から甲子園出場校」の取組みもありますが、全国の特色ある学校を注目する
楽しみも高校野球観戦の楽しみでもあります。


熊本県立済々黌高等学校とは、
ホームページで調べました。



学校名は、「詩経」の一節「濟濟たる多士、文王以て寧んず」から採られている(「黌」は「学校」を意味する)。そのため卒業生を「多士」と呼び、現在でも「校長」を「黌長」、「校門」を「黌門」などと表記する伝統がある。「済済黌」、「濟々黌」とも表記する。ちなみに黌長印には「熊本県立済済黌高等学校長」とある。「黌」は非常に画数の多い難字であり、野球部が甲子園に出場した際、甲子園球場のビジョンに映し出される「本日の試合結果」の校名表記が第3試合までゴシック体表記だった時代(1984年~1992年)に「済々こう」となっていたことがある(明朝体による表記は可能)。
教育方針
現在、以下の「教育方針」が定められているが、いずれも明治以来の「三綱領」「八条目」がベースに存在している。
建学の精神である「徳・体・知」の三育併進に努め、逞しい気力と体力を養い、真の文武両道の実現に努める。
基本的生活習慣を確立し、自主性、自律性の涵養に努める。
適切な教育計画のもと、能力・適正に応じた進路指導を重視し、志望を達成する実力を養う。
情操豊かな人間性の陶冶に努め、社会に適応できる人材を育成する。
知的好奇心の発揚に努め、コミュニケーション能力の育成を通じて、思いやりの心を育てる。
三綱領


三綱領
正倫理 明大義(倫理を正しうし 大義を明らかにす)
重廉恥 振元氣(廉恥を重んじ 元気を振るう)
磨知識 進文明(知識を磨き 文明を進む)
1882年(明治15年)制定。「校訓」ではなく「主義」「決まり」であるとされ[1]、全校集会、式典などの際に全員で唱和されるものである。
第二次大戦後GHQの軍政官による視察が行われた際、この「大義」の解釈を巡る質問があり、ここで国家主義的思想と判断されれば三綱領の破却は免れないと咄嗟に判断した当時の黌長杉原春作と通訳とによる機略で「Great Social Service」(社会福祉あるいは社会奉仕の精神)と説明、その場をやり過ごしたというエピソードが伝えられている。

野球部は1958年(昭和33年)の第30回選抜高等学校野球大会での優勝を経験(熊本県勢唯一の優勝)。

以上 元高校球児 高木大輔からのお知らせでした。

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